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糖質制限・ダイエット

〜病院では教えてくれないほんとうの話〜

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その1その2その3

シリーズその1

ここまで言っていいのでしょうか?

腰痛・肩こり・膝の痛み・体が硬くなって思うように動けない。
その他色々と体調不良を訴える方が大勢いらっしゃいます。
根本的に治す方法があります。マスコミ等には、こんな多くの辛い症状は「自然治癒力のアップ、免疫力の向上で改善される」と、いささか無責任な抽象的表現が散見されます。
じゃあ、具体的にはどうするの、運動するの、ウォーキング、ジムにも通うの?お薬や注射では治らないの?接骨院での手技療法は?

皆様、経験済じゃないですか。なかなか治らないし、時間もなくて続かないようですね。でもね、ほとんどのこのような症状は「20才の時の体重」に戻し、接骨院での治療との併用で治ります。決め手は糖質制限の食事です。2型糖尿病も死ぬまで血糖降下薬(メトホルミン、トラゼンタ、クレストール)を飲み続けるのが嫌なら、もし興味をお持ちになれば、お教え致します。遠慮なくお申し出ください。私も14s減量して20才の時の体重に戻り、すこぶる快調です。

シリーズその2

20才のときの体重になぜ私がこだわるのでしょうか?

20才で人間の体格は完成されると思っています。
特別なスポーツ選手や相撲取り以外の人間にとって、20才以降に増えた体重はその人間にとって『不要なもの』と考えるからです。これが達成された時、様々な持病のうち多くの症状は消滅あるいはかなりの軽減を得ることができるでしょう。

具体例を挙げてみます。糖尿病・高脂血症・無呼吸症候群・腰椎狭窄症・椎間板ヘルニア・変形性膝関節症などです。そしてぽっこりお腹のメタボ体型とさようならをした綺麗で、スリムな体型が手に入ります。
これを手に入れる方法は案外簡単です。糖質制限の食事をするだけで良いのですから。究極のダイエットなどと、悲壮な決意をする必要などいらないのです。
しかし、私としては、暴飲暴食メタボ体型の自分が20才の時の体重に戻り、持病だった無呼吸症候群が治り、スリムになり、肉体労働である私の仕事が軽快にこなせれば、もうそれで充分いいのであって、他のメタボの人達にまでにこんな事を言う必要性は全くないのです。
しかしですね、他の同業者に負けないだけの治療をしても完治に至らない頑固な症状の患者さんも確かにいるのです。こんな患者さんを何とか治癒にまでもっていけないものかと考え、私の体を実験台として糖質制限を始めた訳です。
うどん1玉には、4gの角砂糖14個分の糖質があります。ラーメンは24個。スポーツ飲料は8個です。甘くないデンプンの罠です。果物も要注意です。果糖はデンプンが消化吸収される時100%ブドウ糖になり、血糖値を上げるのとは違って、血糖値は上げないけれど、中性脂肪となり、インスリン抵抗性があります。インスリン抵抗性とはインスリンの効きを防げる働きをするのです。よってデンプンがブドウ糖として血糖値上昇を招くのを押さえる人体でたった一つのホルモンであるインスリンの働きを抑えてしまうのです。
糖尿病の人は果物の摂りすぎに注意が必要です。砂糖は、ブドウ糖と果糖がくっついた、二糖類の為、吸収される時50%ずつとなりインスリン抵抗性をもつ果糖が生ずるのです。最も警戒が必要です。

さあ、そろそろ本題に入りましょう。
糖質制限を始めるに当って、基本的に知っておかねばならないことを簡単に述べてみます。
血糖値を上げない食べ物を食べれば体重が減り、メタボ体型よさようならとなり、糖尿病も治るという事です。逆に、食後に血糖を上昇させる原因は、ブドウ糖そのものと、体内で吸収されてブドウ糖に変化するデンプンなのです。
そして、過食により余ったブドウ糖は、中性脂肪に変えて脂肪細胞に蓄えることとなり、体内の脂肪が増えて、体重増加となり、ウエストが肥大化してゆくのです。
これからはいよいよ食べていいもの、ダメなものを列挙します。

食べていいもの

・肉・魚・卵いくら食べても大丈夫
・豆腐・納豆・枝豆いくら食べても大丈夫
・野菜(葉物)いくら食べても大丈夫
(根菜は糖質が多いので少量)
・キノコ・海藻いくら食べても大丈夫
・果物アボガドはいいけれど、果糖の多いものは少量
・乳製品・チーズ・バターいくら食べても大丈夫
(ヨーグルト・牛乳も大丈夫)
・ナッツ類(アーモンド・クルミ・カシューナッツ)いくら食べても大丈夫
(ジャイアントコーン・ピーナッツは少量)
・油類(マヨネーズ・バター)いくら食べても大丈夫
・揚げ物・唐揚げ大丈夫
・酒類(日本酒・ビール) 控え目に
(焼酎・ウイスキー・ブランデー・ウォッカ・ジン・赤ワイン)大丈夫

食べてはいけないもの

・米・小麦(うどん・パスタ・パン)
・そば
・ジュース・スポーツドリンク
・砂糖の入った缶コーヒー
・お菓子・ケーキ・キャラメル

まあ、ざっとこんなところでしょうか。次回はシリーズその3でダイエット効果を高める、自律神経療法・骨盤ダイエット、管理栄養士を交えてのカロリー計算に基づく献立作りなど、具体的なサポート体制について述べてゆきたいと考えています。

シリーズその3

糖質制限食事が何故簡単にできるのか?どうして効果がでるのか?について述べてみます。
まず第一に、運動が必要なこともなく、お酒をやめる必要もなく、細かなカロリー計算をする必要もなければ、特別なサプリメントを購入する必要もないのです。今日からでもすぐにスタートできます。スタートするに当たってのハードルは低いのです。
あまり真面目・ストイックに考えない方が長続きします。そして、米・うどん・ラーメン・甘いお菓子等を我慢するだけで良いのです。消化吸収されて中性脂肪となって体重を増やすのは糖質(デンプン)のみです。お肉や魚や乳製品や野菜はお腹一杯、いくら食べても良いのだから。カロリー制限は全く必要ないのです。スゴイでしょう。三度の食事の内、一度だけに糖質制限をかけてスタートすることも有りです。
空腹の苦しみなどありません。高雄病院の江部康二医師の提唱する3パターンを記載しましょう。すべて、自分の決心で出来ることばかりです。

■ プチ糖質制限 ---------------------- 夕食のみ主食抜き
■ スタンダード糖質制限 ------------ 朝食と夕食のみ主食抜き
■ スーパー糖質制限 ----------------- 三食ともに主食抜き

糖質制限に興味を抱くならばプチ糖質制限からスタートしても、3ヶ月もすれば見違える様にウエストは引き締まり、きれいなシルエットが手に入ります。身を以って体現した私にサポートできることは、私のHP骨盤ダイエットコンテンツにもあるように骨格の歪み矯正、自律神経バランス療法、腸内細菌活性化(磁気温熱療法)、そして、管理栄養士による助言等があります。遠慮なくお申し出下さい。
最後に一言。栄養学を多少とも学んだ人にとっては、ブドウ糖(炭水化物)を摂取しなければ、筋肉を働かせるエネルギー源がなくなると疑問を抱くやも知れません。人間にはたんぱく質(アミノ酸)を材料にブドウ糖を合成する「糖新生」というシステムが備わっているのです。石器時代以前迄の人類は穀物栽培は知らず、狩猟採取生活の肉食獣としての生活でした。人間はたんぱく質さえあれば、自分でもエネルギーを作りだせるのです。

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